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遺産の評価|基準時と評価方法

遺産分割は、様々な財産で構成される遺産に対する各相続人の具体的相続分を算定し、実際に誰がどれだけ取得するかを決定する手続です。 従って、具体的相続分の算定の前提として、遺産を構成する各財産の金銭的評価を算定しなくてはなりません。 その際、いつの時点の評価額を基準とするかという「基準時」の問題と、金銭的評価をどのように算定するかという「評価方法」の問題があります...

遺留分算定の基礎となる財産とその評価方法

遺留分とは一定の相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことであり、遺言がある場合や特別受益が認められた場合等に問題となるものです。 遺留分額は以下の式によって計算します。 遺留分算定の基礎財産×総体的遺留分(民法1042条1項)×法定相続分 このうち基礎財産の価格は以下の式によって計算します(民法1043条1項)。   遺留分算定の基礎財産 =①被相続人の積極財産の額+...

遺産が少ないと「争族」になりやすい 本日日経記事について

本日の日経の前記記事について、何点か疑問があります。 1つ目は、遺産が少ないと「争族」になりやすいと断言している点です。 一般的に、遺産が少ない場合は争う財産が少ないので争わず解決することが多いのが現実で、圧倒的に争いになる割合は少ないといえると思います。 記事の根拠として、家裁の遺産分割事件で、5,000万円以下が8割弱というのは事実でしょうが、相続が始まって遺産...

終活の財産目録の重要です

今月は、私の誕生日でした。67歳になりました。いよいよ、70歳に近づいてきているのでしょうか。私も終活をしなくてはいけないと思ってきました。  さて、最近、おじさんが亡くなって、被相続人の財産が全然わからないという相談がありました。私は、まず、家捜しをすることをお願いしました。しかし、金融機関の名刺がでてきたのみでした。そこで、まず、その金融機関で、死亡時の残高と取引履歴...

大混乱か? 預金が遺産分割の対象との最高裁の決定

昨日、最高裁が、預金債権も遺産分割の対象であるとの決定を出しました。 これまでは、預金債権は相続分で当然分割され、遺産分割の対象ではない、とされていました。 ですから、預金債権は、遺産分割ではなく、各相続人が、金融機関にそれぞれ請求できました。 相続人の一部が多額の預金を生前贈与されていても、特別受益の調整で、相続人間の不平等を解消していたのが実情でした。 ...

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