後見の基礎知識をレクチャーしました
成年後見弁護士による相続対策先週、損害保険代理店の一つの支部の総会で後見の基礎知識について、レクチャーしました。 20名くらいが参加しました。 損害保険代理店の方の外、協賛企業の保険会社、修理、買取業者などです。 基礎知識なので、申立てはどうするか、実際の申立ての書類を元に説明しました。 ・どういう状況で申立てるか ・医師の診断書が必要なこと ・家族が後見人になるには相続人の同意が必要なこと ・財産目録の...
田舎の空き家の相続には注意
弁護士による相続対策週刊現代の「田舎の実家 相続すべきか 放棄すべきかの見分け方」の記事の紹介があり、 少し参考になるかと思い、紹介します。 田舎の実家を相続したが、しばらくは借り手がいたが、借り手も売ることもできず、草刈りや家の修繕費で何百万円も負担することがあった。 そこで、相続する不動産が売却できるか検討し、売却できない不動産の場合相続放棄も考えるべきである。 不動産の外、金融資産が500万円以上あ...
相続財産管理人として、永代供養を行ってきました
弁護士による相続対策被相続人は、特別老人ホームで亡くなり、老人ホームにおいて、お葬式をし、遺骨は葬儀社で預かっている状態で相続財産管理人に選任されました。 不動産を処分し、預金などの解約をして、ある程度の財産が形成されました。 そこで、葬儀社に預かっていただいた遺骨を引き取り、菩提寺がわかったので、菩提寺に預けました。 被相続人は、身寄りがないまま、両親や夫、兄...
遺影の写真はしっかり残しておくことが大事
弁護士による相続対策昨日は、埼玉県の川越まで、お通夜に行ってきました。 長年、私の所属する写真クラブの会長が亡くなられたので、お通夜に参列してしてきました。 そのお通夜で感心したことがありました。 遺影の写真が、すっきり、はっきりして、立派だったことです。 会長は、大変しっかりした人でしたから当然といえば当然ですが、写真を長らく趣味としてきたので、しっかりした遺影写真を残されたのでしょう。 ...
遺産が少ないと「争族」になりやすい 本日日経記事について
弁護士による相続対策相続後の財産管理本日の日経の前記記事について、何点か疑問があります。 1つ目は、遺産が少ないと「争族」になりやすいと断言している点です。 一般的に、遺産が少ない場合は争う財産が少ないので争わず解決することが多いのが現実で、圧倒的に争いになる割合は少ないといえると思います。 記事の根拠として、家裁の遺産分割事件で、5,000万円以下が8割弱というのは事実でしょうが、相続が始まって遺産...