山本安志法律事務所
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相続に関するお悩みに、弁護士8名の体制でお応えします。平日・夜間・土曜日法律相談を実施しています。


Q.遺産に何があるかよく分からないのですが、どうしたらはっきりするのでしょうか。
A.預貯金は金融機関に照会することができます。自分では十分な情報が得られない場合は、弁護士法23条による弁護士会照会等を使用してみてもよいでしょう。不動産は名寄帳等から、株式は配当通知等の通知類から判明することがあります。現金等の動産類については、銀行に貸金庫を借りていなかったか調べるとよいでしょう。


Q.夫が亡くなり、妻である私が生命保険金を受け取ったのですが、これも相続財産となるのでしょうか。
A.受取人としてあなたが指定されているときは、保険金はあなた固有の権利として取得するので相続財産には含まれません。受取人が「相続人」と指定されている場合も、相続ではなく保険契約によって保険金を受け取るのであるから、相続財産に含まれないとするのが判例です。後述の特別受益にあたるかについては、生命保険も多種にわたり、貯蓄性の強いものから生命保障的要素の強いものまで様々ですので、一概には言えません。裁判例も確立していないところです。これに対し、受取人が亡くなった旦那さん自身となっている場合には保険金は相続財産となります。


Q.父が亡くなり、長男である私が喪主となって葬式を行ないました。とりあえず私が費用を払ったのですが、この分を遺産から出すことはできるのでしょうか。
A.できます。裁判例では、葬式費用は葬式主催者が負担すべきとされていますが、香典は葬式費用の一部を負担することを目的とした贈与と考えられますので、まずこれでまかない、不足分については相続財産に関する費用として相続財産の中から支払われることになります。


Q.共同相続人の一人である弟は、多額の借金をかかえたまま数年前から音信不通となっているのですが、遺産分割協議はどのようにしたらよいのでしょうか。
A.家庭裁判所に不在者財産管理人の選任(民法25条)を申し立て、その選任された管理人と遺産分割について協議する方法があります。弟さんの生死が7年間以上明らかでない場合には、家庭裁判所に申し立てて失踪宣告(民法30条)の審判をしてもらうと、弟さんは死亡したものと扱われます。この場合弟さんにさらに相続人がいればその人と遺産分割協議をします。遺産分割終了後弟さんの生存が確認された場合には失踪宣告は取り消されることになりますが、他の相続人が弟さんの生存を知らない場合は遺産分割は有効です。


Q.父が亡くなり、遺品を整理していたら「遺言書」と書かれた封筒が出てきました。封がしてあるのですが開けてしまってよいのでしょうか。
A.開けてはいけません。遺言者の相続開始地(被相続人の住所地)の家庭裁判所に提出して検認の手続をとります(民法1004条)。封のしてある遺言書は、家庭裁判所において、相続人またはその代理人の立会いの下でなければ開封することができません。検認を怠っても遺言の効力に影響はありませんが、5万円以下の過料に処せられます(同法1005条)。
















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